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国産和牛が危ない?!

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牛肉輸入の自由化により、国産和牛の地位が大きく脅かされている事態をご存知ですか?

牛肉の輸入量が、国内生産量より上回ったのは、牛肉の輸入が自由化されたすぐ次の年からでした。

肉食の本場、アメリカやオーストラリアでは国民一人当たりの肉類の摂取量は日本人のおよそ三倍にもなるといいます。そんな国ですから、牛肉の生産といえばお手の物でしょう。

しかし、同じ牛肉とはいえ輸入牛と和牛では随分味が異なります。

霜降りを重視する和牛に対して、輸入牛は赤身を売りにしているのです。

こういった背景から、米国政府も加わる米国食肉輸出連合会は、「低脂肪でヘルシー」というセールスポイントを輸入牛でうたっています。

さらに、輸入牛はその低価格さでターゲットを一般家庭に完全に絞っています。

手頃な値段で、それに見合う満足度が得られるということが売り文句。

松阪牛などの高級和牛と同じレベルで競争しようとは端から考えていないということです。「質より量」といったところでしょうか。

しかし、消費者である日本国民はある種の「国産信仰」に近い傾向を持っていることも事実。

同じ肉質と同じ値段で、牛肉が陳列されていたら、客は必ずといっていいほど国産の牛肉を手にするといいます。

また、コスト重視の米国で生産されている牛は肥育期間が短く、また仮に松坂牛のように三年もの長期肥育をしたとしても牛の品種がそもそも異なるので、同じような霜降りの肉はできないとのこと。

現在の日本では、霜降り和牛がまだまだもてはやされてはいますが、これからは欧米の味覚に慣れ親しんだ世代が持つ牛肉のイメージが、赤身中心の輸入牛になる時代も来るかもしれませんね。


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